投稿日:2007-11-06 Tue
デジカメの急成長は写真業界にとても大きな影響を及ぼしています。それも良い影響では無く、写真ビジネスの根底を揺るがす影響です。
確か5年くらい前に「銀塩はなくならない」という記事を読んだ記憶がありますが、今やそれが誤りだと気付く人が多いでしょう!
2年くらい前にコニカミノルタが写真事業を止めました。
それまでのミニラボ店の印画紙・現像液はコニカミノルタと富士が約7割を占めていたと言っても過言ではないでしょう。
そのコニカミノルタが止めたとなるとその影響は…想像できるでしょう?
当然その原因はデジカメにあります。携帯にあります。
前回フィルムが売れなくなったと書きましたが、売れないということは使わなくなった訳で、写真店で現像しなくなったのです。現像するものがなくなったのです。
フィルムの現像液はある一定の本数を処理することを前提に作られています。
その一定の本数が処理できなくなると、当然のごとく品質レベルが落ちます。
現像液のレベルがただ落ちるだけではなく、写真(ネガ)の品質を落とします。
つまり、キレイに写しても汚く仕上がってしまい、最悪修正できなくなります。
昔に良い写真屋の選び方の一つとして、処理本数の多さを挙げている記事を読んだ記憶がありますが、15年くらい前には一日200本処理していた店が現在平均30本がやっと…
現像レベルが下がっている上に、最近では値上がりもしています。
15年前に比べると現像液自体の性能は格段に向上していますが、本数減少のスピードには敵わず…
写真業界の各分野でもいろいろな対策を講じていましたが、その一角のコニカミノルタが写真事業から撤退…
でもこんな時代を揺るがす出来事も、業界を知らない人や普段写真をほとんど撮らない人にとっては、まったく実感がないのでは?
「写真」ってとっても身近で、まったく未知の世界…
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